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ビジネスシーンにふさわしいジュエリー(1)-顔まわり [ビジネスシーンでのジュエリー]

ビジネスシーンにおけるファッションとは、ズバリ「その仕事にふさわしいセンスがあることを表現する手段」ではないでしょうか。ビジネスシーンで場違いなファッションをした場合、その人のビジネスセンスまで疑われるということがよくあります。かといって無難にまとめすぎると、今度は仕事ぶりまで平凡だと思われかねません。もちろん実際の仕事ぶりで印象を覆すことも可能でしょうが、初対面の方、忙しくて普段はあまり会う機会の少ない上の立場の方に対しては、挽回する機会を得ること自体が難しいこともあります。  

現場リーダーがその仕事にふさわしいセンスがあると表現するにふさわしいジュエリーとはどのようなものであるか、ジュエリーコーディネーターとして、またかつて一般企業で現場リーダーとして働いた経験のあるひとりの女性として、全3回のコラムで考えてみたいと思います。第1回は顔まわりのジュエリー(イヤリング・ピアス)、第2回は胸元のジュエリー(ネックレス・ペンダント、ブローチ)、第3回は手元のジュエリー(リング、ブレスレット)と、アイテムごとに考えます。

第1回となる今回は、イヤリングについて考えてみます。なお、日本では一般的にイヤリング・ピアスと区別していますが、正式には耳につけるジュエリーは全てイヤリングといいます。このコラムでは、簡略化のためイヤリングとだけ記載している箇所もありますが、ピアスも含まれます。

1.イヤリングで得られる一般的な効果 

顔まわりは人の視線を最も多く頻繁に集め、その印象が相手に一番残る可能性が高いので、どのようなイヤリングを選択するかは非常に重要です。

イヤリングを身につけることによって得られる一般的な効果は、

  • 顔まわりを明るく、華やかにする
  • 横顔の表情を作る 

です。

しかし、明るさや華やかさはビジネスシーンで一番必要なイメージでしょうか。そのような業界・職種もありますが、一般的には、それよりも「仕事をきちんとやってくれそうだ」という安心感のほうがビジネスシーンでは重要ではないでしょうか。しかも、プライベートやフォーマルシーンと違い、ビジネスシーンではジュエリーのわずかな色・光でも明るさ・華やかさを感じやすいので、明るさ・華やかさが過剰になりやすい傾向にあります。ビジネスシーンでのジュエリーを考える際には、この点を踏まえる必要があります。

2.ビジネスシーンで気をつけるべきポイント  

では、ビジネスシーンで重要な「仕事をきちんとやってくれそうだ」というイメージをイヤリングで与えるにはどうすればいいのでしょうか。 

実は、ジュエリーを身につけているだけで、きちんとした印象を与えることが出来ます。日本のビジネスシーンではジュエリーを身につけなくてもマナー違反ではありません。にも関わらずジュエリーを身につけているということは、それだけ生活がきちんとして精神的に余裕があると思われるからです。しかし、ボリュームのあるものほど華やかさを感じやすく、ぶら下がるタイプは遊びの印象が強いので、せっかくのきちんとした印象が台無しになる可能性が高いのです。しかも、それらのタイプは仕事に必須の電話で邪魔になる可能性があり、仕事に対する姿勢に疑問を持たれかねません。与えるイメージの基本的な方向性を決定するイヤリングは、小さめでぶら下がらないタイプという手堅い形でまとめた方がよいと思います。

そこでまず思いつくのは、小さめの1粒パールかダイヤモンドのイヤリングでしょうか。小さめのパールはビジネスでも好印象を与えると思いますが、ダイヤモンドは注意が必要です。地金の中に埋め込んだメレのダイヤモンドの輝きは地金の輝きにまぎれ目立ちにくいですが、周りに地金のない1粒タイプのダイヤモンドは小さくてもはっきりと存在を主張します。ダイヤモンドは小さくても輝きがあるので、ビジネスシーンには華美すぎると感じる方(特に男性)が意外にいます。ビジネスの世界では、まだまだ男性が多く(特に、決定権のあるポジションは圧倒的に男性)、男性と女性ではジュエリーに対する感覚が違うことは充分おさえておく必要があります。なにしろ、ビジネスシーンでジュエリーをする目的は、仕事をスムーズに進めるために自分が「その仕事にふさわしいセンスがある」と相手に確信してもらうことにあるのですから。

パールを含めた1粒タイプのイヤリングには、他にも考えるべきことがあります。このタイプは、どのような場面でも使いやすいのですが、それゆえ無難・没個性という印象を与えかねません。また、使いやすいからと安易に頼りすぎると、ジュエリーの持つきちんとした印象・手をかけている印象がなくなり、むしろ流れ作業・手抜きの印象を与えかねません。他のタイプのイヤリングも用意して、使い分けることが必要ではないでしょうか。

3.ビジネスシーンで効果的なイヤリングとは

そこで私がおすすめしたいのは、小さめのフープ・タイプのイヤリング、ただし単純なパイプではなく少しデザイン性のあるものです。

実際、私が現場リーダーだった頃に着けていて一番評判が良かったのは、直径1cm程度の月形といわれるフープ・タイプのイヤリングでした。月形のフープ・タイプは、形の適度な曲線が女性らしい柔らかさを感じさせますが、かっちりした形でもあるのでビジネスシーンにふさわしいと思います。

この大きさであれば電話を含めて仕事で邪魔になることがありません。周りに与える印象も大切ですが、自分自身が仕事に集中できることも大切なことです。

また、フープ・タイプはスタッド・タイプ(耳たぶにぴたりとつく動きのないタイプ)と比べて立体的なので、斜めや横から見た場合も印象が残ります。  ビジネスシーンで最も重要なのは正面から見た印象ですが、斜めや横から見ても印象が良いのであれば、さらに効果的であるといえるでしょう。

次回は、胸元のジュエリーを考えてみたいと思います。

当ショップは、働く女性に「こうなりたい」という強い気持ちを思い出させるようなジュエリーのデザイン・製作に挑戦してまいります。加えて、実際のビジネスシーンでの経験を生かし、ジュエリーコーディネーターとして、様々なビジネスシーンにふさわしいジュエリーを中心とした新しいファッションスタイルをご提案してまいります。

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★ 関連コラム
 ・ビジネスシーンにふさわしいジュエリー(2)-胸元
 ・ビジネスシーンにふさわしいジュエリー(3)-手元
 ・ビジネスでのファッションは仕事のセンス

 ・リーダーにふさわしいビジネスシーンでのジュエリー
 ・ビジネスシーン・ジュエリーのコラム一覧

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