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ビジネスシーンのメガネとジュエリー [ビジネスシーンでのジュエリー]

最近、メガネをかける女性が以前より多くなりました。少し前までは見た目がよくないからとメガネを嫌う女性が多かったものですが、今では積極的にメガネをかける女性が増えてきました。メガネのデザインが豊富になり廉価な商品が増えたこと、PC作業が多くなりブルーライト対策メガネの宣伝がよくされているなど、メガネを手にとりやすい環境が整ったからでしょう。メガネには「真面目で知的に見える」つまり「仕事が出来そうに見える」という効果もありますので、現場リーダークラスの働く女性もメガネを有効に利用したいものです。

一方で、メガネは存在感があるため、その上にジュエリーを重ねることをためらう方も多いのではないでしょうか。それではメガネの印象しか残らないということにもなりません。メガネの存在感を損なわず、メガネにはないニュアンスを付け加えるようなジュエリー使いが出来れば、同じようにメガネをかけている人の一歩先を行けるようになります。このコラムでは、現場リーダークラスの働く女性がメガネとジュエリーを使ってビジネスにふさわしいセンスを表現するための戦略を、ジュエリーコーディネーターとして、またかつて一般企業で現場リーダーとして働いた経験のあるひとりの女性として考えてみたいと思います。

1.ビジネスシーンにふさわしいメガネとは

ビジネスでは、バランス感覚が求められます。例えば、現場リーダーにはリーダーシップが求められますが、メンバーの意見を聞かず自分の考えを押し付けるようではリーダー失格です。このように、方向性の異なるものを上手く共存させるバランス感覚がビジネスでは重要なのです。 

メガネは顔の中央を占めるため、非常に強い印象を相手に与えます。個性が強すぎるメガネはバランス感覚を感じにくいため、一般的なビジネスシーンには向かないでしょう。例えば、フレームが太すぎたり、色が強すぎたり、テンプル(つる)の装飾性が高いものなどです。これらは、プライベートで楽しむべきメガネと言えます。

ビジネスシーンにふさわしいメガネを考えると、大体2つのタイプに行きつきます。1つ目はフレームがスクエアに近いシャープなイメージのタイプ、2つ目はフレームがオーバルに近いソフトなイメージのタイプです。実際のフレームはこの2つがミックスされていることも多く、ご自分の顔にしっくりする形を選ぶことになります。 

2.メガネをかけた時のジュエリーの役割

ビジネスではバランス感覚が重要ですが、現場と経営層の間、顧客と自社の間に立つ現場リーダーは、特に高度なバランス感覚が求められます。ビジネスシーンにおけるファッションとは「その仕事にふさわしいセンスがあることを表現する手段」ですから、現場リーダーのファッションはバランスのとれたものでなければなりません。別コラム「戦略の立て方|ビジネスシーンのジュエリーコーディネート」でご紹介したマトリクスで言えば、全体のイメージが中央の「エレガント・シック」に近くなることが目標です。 

しかし、一般的なビジネスシーンにふさわしいメガネは右下の「都会的」から右上の「ナチュラル」にかけてのどこかに位置します。さらに大きな面積を占めるスーツは「都会的」です。このようにメガネ+スーツだけでは若干偏っているイメージを、ジュエリーの持つ「ゴージャス」「クラッシック」の要素をほんの少し加えることで目標となる「エレガント・シック」に近づけることができます。

もちろん、現場リーダーに求められるセンスは、高度なバランス感覚だけではないでしょう。より都会的なスマートさの場合もあれば、よりナチュラルな親しみやすさの場合もあります。ジュエリーは小さくても存在感があり、また着け外しも簡単なので、そのような微妙なニュアンスの調整をしやすいのです。 

3.スクエアに近いフレームのジュエリーコーディネート

フレームに直線が多くなるほど、「都会的」なイメージが強くなり、「エレガント・シック」から遠くなります。そのため「仕事が出来そうに見える」と同時に「近寄りがたい」というイメージも持たれかねません。そこで、「仕事が出来そうに見える」イメージはキープしつつ、「近寄りがたい」イメージをなくすためには、ジュエリーで曲線を増やす方法が有効です。ただし、あまりに曲線的すぎたり華奢すぎると、フレームとのギャップが強すぎてチグハグな感じになります。スクエアに近いフレームに重ねても唐突な感じがせず、スクエアの堅いイメージをやわらげるのは、適度な曲線、適度なボリュームのジュエリーです。

おすすめは、適度な曲線で小さくても存在感のあるジュエリー、例えば直径1cm程度のフープタイプのイヤリングや、緩やかな曲線がきれいに保持されるオメガネックレスなどです。同様に、あまり太くないチェーンネックレスもよいでしょう。細いチェーンのペンダントは、現場リーダーとして働く女性には華奢すぎてバランスが悪いと思います。

なお、メガネのフレームの色は金・銀・茶・黒・グレーあたりがビジネスシーンでは多いと思います。金・銀のフレームの場合、ジュエリーの地金も同じ色メインにして統一感を出しましょう。しかし、コンビのジュエリーを使うなど上手く違う地金(ただし少量)を組み込めれば、変化や深みを出すことが出来ます。また色つきフレームの場合、その色がジュエリーにあると洗練度がぐっと上がります。

4.オーバルに近いフレームのジュエリーコーディネート 

オーバルに近いフレームは、「ナチュラル」なイメージです。現場リーダーの場合、「ナチュラル」だけでは「頼りない」イメージに繋がりかねません。スーツの「都会的」なイメージも、フレームのイメージで弱められている可能性がありますので、直線の多いジュエリーで「都会的」なイメージを補いつつ、全体をよりバランスのとれた「エレガント・シック」に近づける必要があります。フレームの存在感が弱いので、それなりに存在感のあるジュエリーで「頼りがい」を表現するのもよいでしょう。

おすすめは、直線的な形のブローチです。ブローチは他のアイテムより大きさがあるため、全体に与える影響力も大きくなります。チェーンがはっきり分かるくらいの太さのネックレスに適度な大きさのペンダントヘッドをつけてV字のラインを作るのもよいでしょう。垂れ下がるタイプのイヤリングは直線が出来るとしてもビジネスシーンにはふさわしくありません。ビジネスシーンでイヤリングをするならスタッドタイプか小さいフープタイプがよいでしょう。イヤリングはフレームに近いので、フレームの柔らかいイメージと離れすぎないことも大切です。フレームとジュエリーの色あわせについては、スクエアの場合と同じです。


以上、スクエアとオーバルに分けて考えてみました。しかし、実際に選んだフレームはスクエアとオーバルを程よくミックスしたタイプかもしれません。またスーツの色・形、インナーの色・形、髪の色によっても全体の印象が変わってきます。しかし、やるべきことは仕事の進め方と全く同じです。そのビジネスシーンにふさわしい目標イメージを的確に設定し、身につけるアイテムの持つ要素をきちんと分析し、目標とのギャップを埋める方法を考えて実行する。ビジネスシーンにおけるファッションとはまさに「その仕事にふさわしいセンスがあることを表現する手段」なのです。

 

当ショップでは、ビジネスシーンで使えるジュエリーをご提供いたします。加えて、実際のビジネスシーンでの経験を生かし、ジュエリーコーディネーターとして、様々なビジネスシーンにふさわしいジュエリーを中心とした新しいファッションスタイルをご提案してまいります。  

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